私が子育てで心がけていること
「自分で考え行動する」ということを心がけています。
これはある光景からヒントを得たものでした。
国際線の飛行機の中では、飲み物サービスや食事がでます。
20年間のなかで気づいたのは、日本人の親子の会話と日本人以外の会話の違いでした。
日本人の子供さんに「飲みものを伺う」と、親が答えます。
子供は自分の欲しいものがきませんので、飲み物がテーブルに置かれてもありがとうと言いません。
すると親が「ありがとう」と言いなさいといいます。 仕方なしにありがとうと言います。
自分で考えるチャンスがありません。
ところが、日本人以外の子供は、「自分で考えて飲みものを注文」しますので、自分の欲しいものと合致しますので、必ずありがとうと言います。 もし、ありがとうと言わないと、「こういうときはなんて言うの?」と親が尋ねます。 子供は「あっ! そうだ!
うれしいときはありがとうだ!」と思って「ありがとう」と言います。 自分で考えています。
この違いを20年間みてきたので、自分の子供は「考えられる子供に育てるぞ」と思ったのです。
6歳までは、移動するときは一緒にいて「こういうときはどうするの?」と考えさせました。
たとえば飛行機に乗ったときは、「非常口」を確かめさせます。火事のときと着水のときは非常口が違うので毎回席についたら確認させました。 酸素マスクの位置も飛行機の
機種によってちがいますので、確認。 救命胴衣も確認。
だから離陸前の説明ビデオは、真剣にみていました。
鉄道に乗るときの立つ位置もそうです。
切符をなくした場合は、誰に言うと決定権があり無料で発行してもらえるかと見極める方法と、プレゼンの方法も訓練させました。
レストランでは、どういう風にいうと気持ちよくサービスを受けられるかを実験しました。
ホテルのチェックインも、一緒にいて子供にさせました。 どういう会話をするとお部屋がいいところかそうでないかも、実験しました。
いっぱい私の恥を見せて、息子にも恥をかいてもらい、そのときの気持ちを味わってもらいました。
7歳で新幹線での一人旅をはじめ、介助なしで飛行機に乗れる8歳からは、ずっと飛行機は一人です。一緒に乗るときでも、チェックインも別々、席も別々です。
よく一人で行かせますねといいますが、子供は天才なのでよく見ているのです。
怪我や命にかかわることだけ、ちゃんと教えておけば大丈夫です。
子供は信頼されているとわかると、自由に本来の力を発揮しているなぁと思います。
私の大好きな脚本家の三谷幸喜さんが、あるインタビュー番組で答えていました。
「三谷さんのような人間に育つにはどうしたらいいですか?」
「世のお母さん方、子供がすることには、全部すごい!って褒めてあげてください。 私もそうやって育ちました」
とカメラ目線で答えられました。
う~ん、実際はそうそう、うまくいかないことがありまた、感情が許さないことも多々あります。
ただ、「心がける」ことをしているといいなぁと思って、反省ママの私は一歩ずつ踏み出しています。


